東京の国立博物館にあって重要文化財に指定されている九谷焼の“はは鳥”のお皿を写したものです。
切手になったのは約1984年で、伝統的工芸シリーズの第一回目でした。
2017年2月19日のテレビ番組「何でも鑑定団」では、このはは鳥のお皿は九谷の最高傑作と説明しておりました。非常に豪華で美しいお皿ですが、このはは鳥は同じ柄の中国製の漆器のお盆の図柄を九谷焼で描いた事が明治時代になって分かりました。その漆器のお盆は能登の個人の美術館でご覧になれます。
「はは鳥はどんな鳥ですか」と聞かれることがありましたが、日本には居ない鳥なので架空の鳥かとも思いましたが鳥の画家・上村淳之氏が中国の寒山寺で沢山ご覧になったと書いておられます。
さまざまな物語を秘めた重要文化財の九谷焼です。日展、伝統工芸展入選作家の山岸雄三氏が描いています。
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